ASTRO-F軌道投入成功、「あかり」と命名2006年02月22日 23時58分

天候不良のため2月21早朝の予定が22日に延期されていた、M-V型8号機の打ち上げが6時28分に行われ、ロケットの飛行はすべて問題なくメインペイロードの赤外線天文衛星ASTRO-Fの所定の軌道投入に成功した。JAXA(ISAS)の打ち上げのライブ放送を見ていたが的川さん自ら実況していたのがなんとなくほほえましかった。

軌道投入後、衛星は太陽電池パネルを展開し、正常に動作しているとのことである。かすかな赤外線を捉える事から「あかり」と命名された。ずいぶんかわいらしい名前のような気がした。

その後のニュースリリースによれば、太陽センサの出力値に異常があり姿勢制御の太陽指向が終了せず、地球センサとジャイロを使って姿勢制御を行い、太陽センサの状況は現在調査中とのこと。今のところ観測に支障はないそうで一安心であるが、正常に戻って欲しいものである。

またサブペイロードの超小型衛星、CUTE1.7+APDの軌道投入にも成功したとのこと(新聞記事より)。もうひとつのサブペイロードのソーラーセイル膜面展開実験のほうは結果は不明であるがこちらも成功を願っている。

旧ISASの打ち上げ映像・ニュースリリースは迅速で詳細であり、非常に好感が持てるが、旧NASDAの方は遅い。先日MTSAT-2を打ち上げたH-2A9号機の打ち上げ映像などはまだ公開されていない(写真がちょっとだけである)。RSC(ロケットシステム)からの委託という事情もあるのだろうが、どうも次の情報収集衛星新2号機の打ち上げを控えて情報を出さないようにしているようだとかんぐってしまう。RSCのWebページでもPR映像しかなかった。

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